就労継続支援B型の立ち位置をどう捉えるか

■はじめに

皆様は就労継続支援B型事業所の立ち位置をどのように考えるでしょうか。
以前に投稿した内容でも取り上げましたが、先日厚生労働省から障害福祉サービスの報酬引き下げや報酬区分変更の資料が発表されました。

ということで本日は、
就労継続支援B型事業所の立ち位置について考えたいと思います。

■まず就労継続支援B型事業所とは

以下、簡潔にまとめました。

障害者総合支援法に基づく福祉サービスの一つです。
一般企業で働くことが困難な障害や難病のある方に対し、「働く場」を提供するとともに、知識や能力の向上のために必要な訓練を行います。

最大の特徴は、事業所と利用者の間で「雇用契約を結ばない」点にあります。そのため、自分のペースで短時間から働くことが可能です。
一般就労へのハードルが高いと感じる方にとって、社会参加の第一歩として非常に重要な役割を担っています。

■サービスの立ち位置をどのように捉えるのか

立ち位置の捉え方については個人差や考え方で変わるものだと思います。
その中で立ち位置を分けるすれば、大きく分けて2つになるかと思います。

  1. 日中の居場所、社会の繋がりの場としての立ち位置
  2. 就労継続支援A型や一般就労に向けたステップとしての立ち位置

わたしとしてはどちらも正解であり、必要なものだと考えます。

■果たして今の状況が最適なのか

現在は基本的に毎日通える人も少しずつ通い始めている人も混在しています。これは事業所さんの方針等があるので一概には言えませんが、制度としては混在し共同の生産活動を行うというスタイルだと思います。
(あくまで一般論でありそうでないところももちろんあります)

ここまでの話と掛け合わせて要約すると…
【居場所として利用する方・一般就労等ステップアップを目指している方】
この両方のニーズが同様の事業所に通所していることになります。
果たしてこれが最適なスタイルなのでしょうか???

■制度や報酬の算定基準などにも課題があるのでは?

上記のように、両方のニーズを同事業所で受け入れる。
もちろん利用者数も考慮して報酬の上下が起きるサービスです。
しかしそもそもの利用目的が異なるのに同じ支援方法で良いのか。
時には大きな負担となるかもしれない、求めているものが提供できない。
こんなことが起きているのではないでしょうか。

■おわりに

ここまで一般論と持論を交えてお話しさせていただきました。
ただポジティブに捉えると、改善することで質の向上が可能となる。
まだまだ日本の障害者雇用は始まったばかりだと思います。

私はこの日本の障害者雇用をより良くし、それぞれの描く幸せの形の実現をサポートしていく事業を計画しております。引き続きお付き合いいただければ幸いです!