はじまりは、ある一言でした
「働きたいんです。でも、怖いんです。」
初めてお会いしたとき、その方はそう話してくれました。
これまで何度も仕事に挑戦し、そのたびにうまくいかず、自信を失ってしまっていたのです。
能力がないわけではない。
やる気がないわけでもない。
それでも続かなかった理由は、
**“その人に合った環境ではなかった”**という、ただそれだけのことでした。
企業側にも、同じような悩みがありました
一方で、ある企業の担当者の方はこう言いました。
「採用はするんですが、どう接すればいいのか分からなくて…」
「結果的に、長く続かないケースが多いんです」
決して悪意があるわけではありません。
むしろ、受け入れようとする意思は強い。
それでもうまくいかないのは、
**“正解が見えないまま現場に任されている”**からです。
すれ違いが生む「見えない壁」
働きたい人と、雇いたい企業。
本来であれば、つながるはずの両者。
しかし現実には、そこに大きな壁があります。
- 伝え方が分からない
- 理解の仕方が分からない
- 配慮の線引きが分からない
その結果、ほんの小さなズレが積み重なり、やがて「続けられない」という結果につながってしまいます。
私たちが向き合っているのは「人」と「環境」です
私たちの就労支援は、単に仕事を紹介するものではありません。
大切にしているのは、
**“この人が、この環境で、本当に続けていけるか”**という視点です。
例えば、
- 本人の特性やペースを丁寧に把握すること
- 企業側の業務や職場環境を細かく理解すること
- 双方にとって無理のない形を一緒に設計すること
このプロセスを省いてしまうと、どれだけ条件が良くても長続きはしません。
小さな変化が、大きな結果を生む
以前、ある企業様と一緒に取り組んだケースがあります。
最初は、業務のミスマッチやコミュニケーションのズレから、現場にも戸惑いが広がっていました。
しかし、
- 業務の切り分けを見直し
- 指示の出し方を調整し
- 定期的なフォローの場を設けることで
徐々に状況は変わっていきました。
そして数ヶ月後、現場の方からこんな言葉をいただきました。
「今では、欠かせない存在になっています」
特別なことをしたわけではありません。
ただ、少しだけ“理解の仕方”を変えただけなのです。
「働く」は、人生そのものに関わる
働くことは、収入を得る手段であると同時に、社会とのつながりを持つ大切な機会でもあります。
だからこそ、
- 働きたい人には、その機会を
- 企業には、安心して受け入れられる環境を
その両方を実現することが、私たちの役割だと考えています。
最後に
もし今、
- 障害者雇用に不安を感じている企業様
- 働くことに一歩踏み出せずにいる方
がいらっしゃいましたら、一度お話をお聞かせください。
答えは一つではありません。
だからこそ、一緒に考える価値があります。
ご相談について
当社では、企業様・個人の方それぞれに合わせた就労支援のご相談を受け付けています。
小さな疑問でも構いません。
まずはお気軽にお問い合わせください。

